①個別演習形式

現古館では、「個別演習形式」を採用しています。

個別演習形式とは、生徒一人一人が自分の課題を決定し、自分のペースで学習を進めていける学習形態のことを言います。

ただし、

「課題」は「得点の向上に繋がる課題」でなくてはいけませんし、

「自分のペース」は「得点の向上に繋がるペース」でなくてはいけません。

ですから、適切な課題が選べていない生徒は私から課題が設定されますし、ペースも指定されます。

そうして経験を積んでいくと、自分に必要な課題やペースが判断できるようになっていきます。

トライ&エラーの繰り返しの中で、「自学力」を育てていくわけです。

勿論、「何が分からないのか分からない」という段階の生徒に対しては、そこが判断できるようになるまで私がサポートします。

けれども、いずれは私が問題を解くプロセスを、試験の現場で生徒自身が再現せねばなりません。

ですから、最終的には「一人立ち」できる水準を目指します。

②日曜日のみの時間選択制

自分のペースでやるためには、自分のペースで設定できる時間の枠組みが必要です。

現古館が開館しているのは、部活動や習い事に左右されづらい日曜日。

9時~22時の中から、都合のよい時間帯を選択していただけます。

*同時間帯受講人数が多い場合は、時間の変更をお願いする場合がございます。

③手で読む主義

現古館の国語指導は、徹底した《手で読む主義》です。
ぼんやりしながら文字列を目でなぞるのではなく、ペンを本文に走らせながら読んでいきます。
私はこの作業を《マーキング》と読んでいますが、学習を続けていると、生徒のマーキングが私のマーキングに近づいてくるんです。
実力が向上していることが一目で分かるんですね。

ただし、「なぜ線を引くのか」「引いた線が何の役に立つのか」は必ず理解してもらいます。
思考の通っていない線は、傍線を見にくくする落書きに過ぎませんから。

④解の原則

現古館の国語の解説は、全て《解の原則》に基づいて行います。
一般的な塾の体験授業にあたる《解の原則体験講座》は、解の原則において最も大切な2本柱を紹介し、実際に個別演習授業を体験していただくものです。
国語の読解問題の全てが、この2本柱をベースに作られたもの。
それを最初にお伝えする渾身の講義となっています。

勿論、それ以外にも多くの原則がありますが、それらは実際の授業でご体験下さい。