小学生対象講座:世界を広げる教養国語

広島国語屋本舗現古館 館長の小林です。
ふざけたタイトルで読まれていないかもしれませんが、世界についての知識を身に付けておくことの重要性を日々認識しております。
言葉と実感をつなぐことの重要性、学力を学年を越えてつなぐことの重要性、それに伴う起点つくりの重要性。
ここまでお話してきた問題意識を小学生対象の講座に落とし込みました。
目の前の数字や単語を数的に処理する力ではなく、言葉、文章と腰を据えて向き合い、それを自分の言葉にしていくための講座です。
詳しくは以下の通り、ご確認ください。
世界を広げる教養国語
怪しい講座名ですが、何をするんですか?
まずは興味をもてそうな本を選びましょう。
100冊ほどピックアップしたおススメの作品リストはありますが、自分で興味をもったものであれば何でも構いません。
「自分の世界が広がる」「教養が深まる」書籍であれば、何でもよいです。
例えば、どんなものがありますか?
月刊誌であれば、「たくさんのふしぎ」シリーズや「Newsがわかる」シリーズはどうでしょう。
生物についての本でも、科学についての本でも、偉人についての本でも、ジャンルは問いませんよ。




マンガが入っていてもいいんですか?
逆に聞きましょう、なぜダメなんですか?
「自分の世界が広がる」「教養が深まる」という条件に合えば何でもよいといいましたよね。
そもそもマンガだって、絵だけ目で追ってストーリーが読めていない人はいくらでもいるでしょう。
質問に質問を返すのは頭がよくない証拠ですね?
失礼しました…。
本を選んだあとはどうするんですか?
最大3時間まで、選んだ本を読み進めてもらいます。
分からない言葉、表現は辞書を引く、インターネットで調べるなどして、ノート、もしくはパソコンにストックしていきましょう。
スマートフォンを利用しても構いませんが、できればタブレット、パソコンが好ましいです。
これからの時代、こういった機器は使いこなせないといけませんからね。
本を読んで調べるだけですか?
分からないことが分かる、分からないことを能動的に解決できるというだけで上位数%に入ると思いますが、せっかくなのでその先も目指しましょう。
その日読んで学んだことをノート、パソコンなどにまとめてもらいます。
具体、抽象関係の理解を深めてもらいたいわけですね。
まとめるって難しくないですか?
その通りです。
要約指導は世の中にあふれていますが、「まとめましょう」と言われても、「まとめる方法」を教わっていないのでどうしようもないですよね。
一口に「まとめる」と言っても、「抽象化」「具体情報の整理・分類化」などグラデーションがありますから。
まとめて終わりですか?
何度も言うようですが、それをできる人がどれだけいるんですか?というお話で…。
あ、質問に質問で返してしまいました。
まとめた後は、自分が考えたことを書いていきましょう。
せっかく情報を仕入れたのに、そこから思考が広がらないとつまらないですからね。
「こんなことを考えた」「この場合はどうなんだろう」「これは違うんじゃないの」と、文章と対話する感覚をもってほしいのです。
対話して終わりですか?
質問が止まらないね!
自分が考えたことを付け加えたら、それを伝えるステージに進みましょう。
手に入れた言葉や考えたことは、人に伝えることで身についていきますからね。
もっと言うと、人に伝えるということは、「人に伝わる表現を考える」ということでもあります。
日本語として正しいのか、よりわかりやすい表現はないのか、私がチェックしてアドバイスしていきます。
さすがにもう終わりですよね?
いやいや、せっかく伝わる表現を考えたんだから、私だけではなく保護者の方にも伝えましょうよ。
保護者の方から新しい情報がもらえるかもしれないじゃないですか。
さらに、自分が興味をもてた知識については、普段の生活の中でも調べてみたり、実際にそれに触れてみたりしませんか。
そこまでいって初めて「世界が広がる」んじゃないですかね。
講座概要
対象 | 将来につながる学力の基礎をつくりたい小学3年生~6年生 |
曜日 | 毎週日曜日 |
時間 | 9:00~18:00の間で任意に選択いただけます 受講時間は最大3時間までで、時間による授業料の変更はありません |
料金 | 22,000円(諸経費・税込/月度) |
受講するための条件として、「解の原則体験講座」の受講をお願いいたします。
館長の国語指導の内実をご確認いただき、指導方針にご理解いただけた場合のみ受講が可能です。
上記以外の受講ルートはありません。