新年度に向けて
広島国語屋本舗現古館 館長の小林です。
開塾1年経ったばかりの個人塾ではありますが、弊塾の方針をご理解いただき、お引き立てくださる皆様のおかげで、「どういう形をとればより多くの方に私の指導を受けていただけるか」という嬉しい悩みまで出てきた今日この頃。
入試対策がいよいよ佳境を迎えておりますが、広島県公立高校入試選抜Ⅰが終了し、小論文の添削作業がなくなったことで、少しずつ新年度の塾の体制を考える余裕が生まれてきました。
本日は、現古館が今考えている新年度からの変化を、まずは3点お知らせしようと思います。
時間割・受講予約システムを作ります
現在、現古館で一番人気の受講時間帯は午前中です。
現古館は個別演習を基本にしている塾ですから、質問・添削の順番待ちをしている際にも各自の演習を進めていくことができます。
しかし、1人1人の指導にもう少し時間をかけたいというのも正直なところです。
ですから、同一時間帯の受講人数を調整する意味で、時間割・受講予約システムを作ろうと思います。

1つの時間帯に過度に人数が集中した場合は、別の時間帯での受講をご提案いたします。
可能な限り希望時間での受講をいただけるようにいたしますが、指導の質を保つ意味で、ご理解をお願いいたします。
塾生の皆さんには、準備が整い次第お知らせしますね。
先生を増やさないのか、というご質問をいただくこともございますが、現状そういった予定はありません。
私より優秀な方は星の数ほどいますが、国語の指導を任せられる人材がそういるとは思われませんので。(いても別の場で活躍されています)
オンライン授業に対応します

これまで現古館では、原則対面授業をお願いしてきました。
添削のしやすさ、本文を読んだり問題を解いたりする際の癖の把握のしやすさなど、いくつかの理由があってのことです。
しかし、ありがたいことに遠方からの受講希望をいただくことも多く、どうにかして対応できないものかと思案を重ねていました。
そこで思いついたのが、書画カメラの導入をお願いすることです。
ZOOMでの遠隔指導の折、生徒がどのようにテキストを「汚しているのか」が確認しづらいのがネックでした。
パソコンの内臓カメラにテキストを映してもらうにも限度があり、余計な手間がかかってしまいます。
ですから、書画カメラをご用意いただけるという場合のみ、継続的なオンライン授業にも対応いたします。
安価なものであれば1万円前後ですので、オンラインでの受講をご希望の場合は、準備をよろしくお願いいたします。
音読指導を徹底します

これは時間割の作成にも関わるのですが、毎時間音読の時間を確保します。
これまでも小学生の授業時には音読をしてもらっていたのですが、中高生の指導においても正式に導入いたします。
ただし、私の言う「音読」とは、ただ声に出して念仏のように繰り返すという作業を指しません。
明確な意義、具体的な方法を提示しての「音読指導」です。
意識することのない音読には、なんら学習効果もありませんので、私の指示を順守してもらいます。
今後とも様々な工夫を凝らしながら、より国語の学力向上についてのお悩みを解決していきたいと考えております。
以上、新年度に向けて考えていることのご報告でした。