広島県公立高校入試対策問題の共有①

広島国語屋本舗 現古館・館長の小林です。

広島県公立高校入試まで、残すところ10日を切りました。

広島県公立高校入試の対策として利用できる問題は、平成28年度~令和2年度の間の過去問だけだとお伝えしました。

市販されている9割以上の「広島県公立高校入試対策」と名のつく問題集は、現行の広島県公立高校入試の形式に沿ったものではないからです。

書店に行って、試しに大問一「文学的な文章」の出典を読んでみていただければ分かると思います。

青少年の淡い青春模様を描いた題材がほとんどなんですね。

つまり、ひと昔前の広島県公立高校入試用の対策問題を、転用しているに過ぎないのです。

ということは、文豪の作品が出題されることが濃厚な、広島県公立高校入試の形式に慣れる訓練にはならないということになります。

ですから、私が自作した広島県公立高校入試対策用の問題を一部ご共有しようと思います。

著作権の問題から、一部しかお渡しできないことはご容赦ください。

それでは、芥川龍之介「捨児」を題材にした、広島県公立高校入試対策問題「大問一」をどうぞ。

難易度は例年の広島県公立高校入試並、意図的に会話文型の問題を増やしてあります。

広島県公立高校入試対策問題・大問一〈文学的な文章〉

模範解答例