国公立前期試験を終えて

広島国語屋本舗 現古館・館長の小林です。

国公立前期試験をもって受験を終えられた生徒の皆さん、まずはこの一言を。

お疲れさまでした。

皆さん、と一括りにできないほど浅からぬお付き合いをさせていただき、それぞれの人生の岐路にもなりうる瞬間に関わらせていただけたことに感謝します。

コロナ禍に見舞われ、大学入試の変化に振り回され、大変な1年だったと思います。

貴方の努力を提出する場としての入試は、その努力に見合ったものだったと感じられましたか?

はたまた、自らが味わった苦労と比較すると見劣りするものだったでしょうか?

はっきり言って、どちらでも構いません。

どちらも大切な経験です。

望んでいた目標に達さない努力は意味のないものだなんて、とんでもない!

喜ぶに足る、悔やむに足る努力をした経験は、将来必ず貴方を助けてくれます。

国語を専門とする私が「必ず」と言うのですから、間違いありません。

綺麗ごとでもなんでもなく、文字通り右往左往としてきた私の27年に根差した言葉です。

君たちに語ってきたことを思い出してもらえれば、それがいかに切実な響きをたたえた言葉かがご理解いただけるはずですよね(笑)


これから、待ちに待った大学での生活が始まります。

「この学問のものの見方を獲得したい」「この学問を通してこの職に就きたい」と貴方が願った学問を始められるわけです。

楽しくないはずがない…と言いたいところですが、実際には想像していたものと異なることもあります。

やりたいことが変わったなら変わったで、転科という選択肢だって、編入という選択肢だって、再受験という選択肢だって、休学して学問以外の経験を積むという選択肢だって、退学して就職するという選択肢だってあります。

肝心なのは、信頼できる人複数の意見を聞いた上で、自分で決めること。

自分で決める、は語られることの多さとはうってかわって、それを実行するのは至難の業ですが、君たちなら大丈夫。

貴方が充実したと感じられる「大学」生活を過ごしてください。


中期試験・後期試験がある方は、足を止めることなく、「今日も」学びを止めずに頑張って下さい。

一番簡単な努力の方法は、継続することですからね。

君たちが伸びをするのはもう少し先です。

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