共通テスト後の国語学習法

広島国語屋本舗 現古館・館長の小林です。

第一回共通テスト、一日目が終了しました。

多くの方が2日目の科目の最後の追い込みをかけていることでしょう。

しかし、私立大学への進学を希望する方は、今日からが志望校対策のスタートですよね。

そこで、共通テスト1日目を終え、志望校の入試対策を始める方のために、国語の学習の進め方をお伝えしようと思います。

過去問を分析しよう

共通テストは、その実態が不透明であったとはいえ、センター試験時代の蓄積や試行調査問題の存在により、対策の方針は立てやすかったと思います。

けれども、共通テストを終えた瞬間に、各自の志望校と向き合っていくことになるわけです。

当然、どこを受験するかに応じて、受験生に求められる能力、知識は変わってきます。

文学史が出るのか、漢文は出題されるのか、時間制限はどの程度厳しいのか、選択式なのか記述式なのか併用式なのか。

それに応じて、積むべき訓練は全く異なってくることに異論はなかろうと思います。

敵を知り己を知らば百戦して之危うからず。

これから自分が進学しようとしている場所を「敵」と評するのも妙な話ですが、どういった力を問われるのかについては知っておかなくてはなりません。

では、どのようにして過去問分析を進めればよいのでしょうか。

その方法として、以下の順序で分析を進めることをご提案します。

1、最新の過去問を解き、①時間 ②出題形式 ③できなかった設問 を洗い出しておく

⇒ まずは実際の過去問を解いてみましょう。

すると、自分の現状の実力で、どれくらい時間的余裕があるのか、出題形式にどのような特徴があるのか、その中でどこを自分が苦手にしているのかが分かってきます。

自分の現状と志望校の求める水準との開きを認識するのが目的です。

2、1の分析を、学校の先生や塾・予備校の先生などに見てもらった上で、詳細な分析してもらう

⇒ すべてを自分で抱え込まなくてはならない道理はありません。

自分の手に余るものは、さっさと先達に頭を下げて教わればよいのです。

自らの学力とひたすら向き合う受験の中にあっては、意外と人に頼るということを忘れがちな人もいます。

ただし、一度自分の現状を知ったうえで、です。

インプット:アウトプット=3:7

インプットは3、アウトプットは7。

よく言われる話ですが、その多くはアウトプットの重要性を説く文脈で語られます。

けれども、私は3のアウトプットの重要性をここで説きたいのです。

確かに、志望校の入試本番が近づいてくると、「過去問演習」「予想問題演習」など、アウトプットに力を入れて、「実践力」なるものを磨かなければならない気がしてくるでしょう。

しかし、それは抜けている知識や技能を洗い出し、それを身につける、つまりインプットするための作業にほかなりません。

演習を重ねることに気を取られるあまり、肝心の復習がおろそかになってしまって本末転倒です。

1題の問題を60分で解いたなら、その復習に倍以上の時間をかけてしかるべきですからね。

インプットとアウトプットのバランスには、ことさら気を付けてください。


共通テストは大きな関門ではありますが、同時に「第一の」関門です。

ここを突破したあとには、各自の志望校に直接連なる道が現れます。

気持ちを切らすことなく、走り抜けましょう!

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