古文常識はいつ身につける?①

広島国語屋本舗 現古館・館長の小林です。

高校生に古典の指導をしていると、単語数はかなりの量入っているのに文章が理解できない、という生徒とたくさん出会います。

「単語数はかなりの量入っている」というレベルにすら届いていない学生が多い中で、私の指導する単語暗記法をしっかりこなしているだけでもなかなかのものなのですが、やはり文章が読めなければ得点は安定しませんし、何より意味の分からないものを読み続けるのは苦痛だろうと思います。

前回の記事でも書いた通り、大意がつかめれば得点はとれます。

しかし、大意をつかむ上で前提になってくる「古典常識」は、やはり必須なのです。

そういったものは、高校3年間をかけて学校の先生方が教えてくださっているはずなのですが、忘れてしまっては仕方がありませんからね。

結局のところ、できる対策は2つだけです。

①暗記する

②繰り返し触れることで、「常識化」する

①はお手軽です。

重要な古典常識をまとめたテキストはいくらでもあります。

有名なところですと、

学びエイド鉄人講師・和田純一先生の『イメトレまる覚え 古文常識』(中経出版)や、

学研プライムゼミ講師・荻野文子先生の『マドンナ古文常識217』(Gakken)、

駿台予備学校講師・二宮加美/岩名紀彦先生の『日日古文常識』(駿台文庫)などでしょうか。

上のようなテキストを、短期間で読み込み、繰り返す。

たとえば、『マドンナ古文常識217』を1日31セクションずつ音読する。

それを毎日続ければ1週間で1周できますよ。

実際にやってみれば分かります。

30分もかかりませんから。

勿論、1回音読して頭に入れば苦労はありません。

頭に入るまで何周も読むんですね。

1か月で4周。

1年で48周。

そこまで読み込んだテキストの内容が頭に入っていないことなんてあるでしょうか?

おそらく、1年もかからず覚えることができますよ。

では、2つ目の対策についてはどうでしょうか?

それは、またの記事でお伝えしようと思います。

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